ニンテンドーDS Lite(Nintendo DS Lite|USG-001)を紹介します。
発売当時の2006年、脳トレブームをきっかけに日本国内では品薄で入荷待ちが相次いだヒット商品。全世界累計で9000万台以上販売され、2021年3月時点では任天堂の歴代で1番売れた携帯ゲーム機となっています。
筆者は当時、脳トレよりも新しく蘇ったファイナルファンタジーIIIが遊びたくて本機を購入しました。
DS Liteの良いところ
DSとゲームボーイアドバンス(GBA)のダブルスロット
DS用ソフトだけでなく、当時の旧作であるGBA用ソフトも遊べます。これは前機種のニンテンドーDS(初代DS)と同じ仕様です。
2つのスロットにそれぞれソフトを挿すことができることを利用し、ポケモンやもじぴったんなど連動システムが仕込まれたソフトも多く作られました。
2021年3月現在、GBA版で捕まえたポケモンは、3DSと本機または初代DSを活用すればSwitchのソード/シールドに連れていけるようですね。
初代DSと比べてスタイリッシュに
初代DS同様に2画面やタッチパネルなどを搭載していますが、軽くスリムになっています。
バックライト対応の画面
初代DS同様にバックライトを搭載していますが、初代と比べて、より明るく見やすくなっています。明るさを4段階で調節可能。
無線通信対応
DSシリーズからwi-fiなどの電波無線通信に対応するようになりました。筆者が本機で最後に遊んだのはドラクエIXでしたが、近くにいる人と無線通信でマルチプレイが可能だったり、wi-fi経由で追加データをダウンロードしたり、すれちがい通信を搭載するなど、本機の無線通信機能は大いに活躍しました。
なお、詳しくは後述しますが、今ではwi-fi経由での追加データダウンロードは出来なくなっています。
イヤホンつないでもノイズが少ない
ゲームボーイミクロやゲームボーイアドバンスSPと比べると、ノイズを感じず、まるで天国のような聴き心地でした。GBA版リズム天国などを遊ぶなら自信を持っておすすめできます。
DS Liteの残念なところ
GBAのソフトを挿すとはみ出す
先述したように本機はスリム化されているため、GBAのソフトを挿すとはみ出します。加えてGBAでは使わない画面とボタンがあるため、筆者はいろいろ邪魔くさくて、あまりGBAのソフトを本機で遊ばないです。
既にwi-fiコネクションがサービス終了している
現在ではニンテンドーwi-fiコネクションがサービス終了しており、DSソフトでwi-fiを経由して何かするようなことは出来なくなっています。
ゲームボーイ(GB)/ゲームボーイカラー(GBC)のソフトは非対応
DSにプラットフォームが変わって、GBやGBCに対応していないのは仕方ないですね。GBAが遊べるだけでもありがたいです。
最後に
非常に流行ったゲーム機なので、おそらく中古ならまだ捨て値気味で売られていると思います。状態が良ければ懐かしいゲームを楽しむのによさそうですね。
筆者はDSのゲームをドットバイドットで遊ぶ時用に大事にとってありますが、ここ最近はあまり活躍の機会がないです。再活躍させるためにも、パドルコントローラーとスペースインベーダーエクストリーム2が欲しいなあ…。
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