2017年にAnkerが発売した防水仕様のBluetoothスピーカー、Anker SoundCore 2(A3105 / A3105011)を紹介します。
筆者は発売当時に購入し、以来3年以上、本スピーカーを使用しています。家の中で手軽に持ち運べて、気軽に音楽が聴けるので、生活に欠かせないアイテムの一つです。
Anker SoundCore 2の良いところ
低音がしっかり聞こえる
知人の初代SoundCoreと2つ並べて聴き比べてみたところ、初代は低音が弱く、個人的にスカスカした音を出す印象でしたが、本品は低音が強化されており、パワフルな音が楽しめます。同価格帯のスピーカーの中では頑張っている方だと思います。
24時間連続再生
さすがはモバイルバッテリーのメーカーです。12時間仕様のBluetoothスピーカーが多い中、24時間再生できるのはいいですね。充電の頻度も下がって取り回ししやすいです。
防水仕様
お風呂やキッチンでも安心して使える防水仕様。日常での使用シーンが広がりますね。後述しますが旧版と改善版とでは防水のスペックが異なります。
オーディオケーブルで有線外部入力ができる
筆者はオーディオケーブルでPCとつないでPCスピーカーとして使っています。他にはPSPなどの携帯ゲーム機をつないで遊んだりもしています。
後継機のSoundCore 3は外部入力が省略されているため、その点では本スピーカーにもまだ価値がありそうですね。
お手頃な価格
筆者は当時4,999円で買いました。同価格帯のスピーカーはネット上にはたくさんあって非常に悩ましいところですが、24時間連続再生できるものは結構限られたのです。
Anker SoundCore 2の気になるところ
1台だとステレオ感を感じづらい
左右のスピーカー同士が近いせいか、ステレオには聞こえづらいです。耳を近づければ一応、左右の差がわかるので、ちゃんとステレオで音は出ているのですが。後述の改善版であれば、2台で左右片方ずつ割り当てることができる「ワイヤレスステレオペアリング」ができたりしますが、筆者のものは旧版なのでできません。残念。
改善版との違いや見分け方
後から発売された改善版(A3105014)は以下がさらにパワーアップしているとのこと。うらやましい。
- Bluetooth4.2 → 5.0に対応
- 防水仕様がIPX5 → IPX7に強化
- 改善版が2台あればワイヤレスステレオペアリングが可能に
筆者が調査したところ、改善版と旧品の見分け方は箱のバーコード付近に記載された型番(A3105014 or A3105011)が判断するポイントの1つになるかと思います。
ただし本体の記載には、改善版を明確に区別できるような記述を見つけられませんでした。手がかりとして、本体の技適番号が204-720052と記載されていれば、筆者所有のものと同じ初期の旧品で、改善版ではないことは判断できますが、204-720306の記載の場合は旧品・改善版どちらの可能性もあるようです。
SoundCore 3との違い
2020年に発売された SoundCore 3 と、2 の違いを簡単にまとめておきます。より使い方が特化された印象です。
- スペックが上がり、音質が向上
- 専用アプリからイコライザーを設定可能
- 有線での外部入力はできない
- (2改善版では可能であった)ワイヤレスステレオペアリングはできない
- 充電ポートがUSB-Cに変更
などの違いがあります。
最後に
購入した当時はあまり考えてなかったですが、意外と長く愛用できる素晴らしいアイテムでした。充電頻度が少ないのが気軽に使うのに一役かっているかと。
2改善版や3も気になりますが、筆者は今使っている旧版で不満なく楽しめており満足しています。もしこれから購入を考えるのでしたら、2改善版か3を用途に応じて検討するのが良いと思います。